問題 vol.21
光と温度
柴田忠裕先生から、園芸に関する問題を出題!
問題文が正しいと思えば「⭕」、間違っていると思えば「❌」で解答してください。

植物の生長や開花は光でコントロールされる。光による生長の制御を光周性と呼び、栽培に携わる人にとっては覚えておくべき基本知識である。
❌
残念! 不正解です

植物は一定期間低温に遭わないと、生育、開花、結実しない。
⭕
残念! 不正解です

種子の発芽は低温が不可欠である。
⭕
残念! 不正解です

一般的に植物の生育中の温度は、高いほど生育が促進する。
⭕
残念! 不正解です

暗期が短い(明期が長い)と花芽を形成する植物が長日植物、暗期が長い(明期が短い)と花芽を形成する植物が短日植物、日長に影響されない植物が中性植物である。
❌
残念! 不正解です
園芸知識コラム vol.21
年末、ある市場を見に行った。数年前は商品が建物に入りきらないほどあふれていたのに、昨年末は隙間だらけ。市場外流通の台頭や厳しい暑さのせいと考えられなくもないが、景気の落ち込み、それに伴う需要の低下、そして生産そのものの減少と負の連鎖が頭をよぎった。いろんなものの値段が上がり、愛でるだけの花やみどりを買う余裕がなくなっていることは事実であるが、愛でるものがあることは素晴らしいことで、心の栄養につながるものである。生産、流通、販売の各人が声をそろえ、心の栄養の必要性を説くべき時に来ている。