vol.20 コンテナ栽培

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問題 vol.20
コンテナ栽培

柴田忠裕先生から、園芸に関する問題を出題!
問題文が正しいと思えば「⭕」、間違っていると思えば「❌」で解答してください。

第1問

流通する鉢物は、ポリポット、素焼き鉢、プラスチック鉢(以下プラ鉢)、不織布ポット等に植えられているが、同じように管理して構わない。

残念! 不正解です
正解です!

流通する鉢物は、ポリポット、素焼き鉢、プラスチック鉢(以下プラ鉢)、不織布ポット等に植えられているが、同じように管理して構う。

メラレウカ。都心部では楽に越冬するが、郊外では防寒対策が必要。特に苗は寒さに弱い
メラレウカ。都心部では楽に越冬するが、郊外では防寒対策が必要。特に苗は寒さに弱い
第2問

ポリポットやプラ鉢はさまざまな色調のものがあるが、生育に大きな影響は少ない。

残念! 不正解です
正解です!

ポリポットやプラ鉢はさまざまな色調のものがあるが、生育に大きな影響が多い。

メラレウカ。都心部では楽に越冬するが、郊外では防寒対策が必要。特に苗は寒さに弱い
メラレウカ。都心部では楽に越冬するが、郊外では防寒対策が必要。特に苗は寒さに弱い
第3問

長い間同じ鉢で栽培し続けると、根がとぐろのように巻いて(サークリング)、その後の生育に大きく影響する。

正解です!

長い間同じ鉢で栽培し続けると、根がとぐろのように巻いて(サークリング)、その後の生育に大きく影響する。

都心部では傷みもなく越冬するシェフレラ
都心部では傷みもなく越冬するシェフレラ
残念! 不正解です
第4問

サークリングを抑制する形状のポットがある。

正解です!

サークリングを抑制する形状のポットがある。

都心部では傷みもなく越冬するシェフレラ
都心部では傷みもなく越冬するシェフレラ
残念! 不正解です
第5問

過湿を嫌う植物の鉢栽培は、排水を良くするため、鉢底にゴロ土を敷き詰める。

残念! 不正解です
正解です!

過湿を嫌う植物の鉢栽培は、排水を良くするため、鉢底にゴロ土を敷き詰めない。

メラレウカ。都心部では楽に越冬するが、郊外では防寒対策が必要。特に苗は寒さに弱い
メラレウカ。都心部では楽に越冬するが、郊外では防寒対策が必要。特に苗は寒さに弱い

園芸知識コラム vol.20

先だって、住宅メーカーを招いて研修会が開かれた。各社それぞれ緑化推進構想を持っており、緑化の重要性を認識していたが、使われる緑化植物は似たり寄ったりの感が否めなかった。地域性を加味した緑化が重要であると常々考えていたが、実際は選択の幅が狭いことが判明した。生産現場では多様な植物が生産されているのに、現実はそれが反映されていない。生産と需要者のミスマッチングをなくすべく、活発な対話、意見交換の重要性を痛感した。

柴田忠裕

出題者:柴田忠裕

千葉県生まれ。新潟大学農学部、同大大学院農学研究科卒業後、現千葉県農林総合研究センター花植木研究室に勤務し、コニファーの栽培技術や屋上緑化素材であるマット植物、植木盆栽類の輸出技術の開発にあたる。平成26年3月に定年退職し、現在は(公社)千葉県園芸協会種苗センターセンター長、花卉懇談会会長を務める。

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