問題 vol.18
挿し木④
柴田忠裕先生から、園芸に関する問題を出題!
問題文が正しいと思えば「⭕」、間違っていると思えば「❌」で解答してください。
挿し木は葉、枝、根などを土や水に挿し、不定根を出させて独立個体にする栄養繁殖法である。
❌
残念! 不正解です
数節に調整した挿し穂は、挿し穂基部をハサミで切り戻し、数時間水揚げしてから挿しつける。
⭕
残念! 不正解です
挿し木の発根率を高めるためには、挿し穂の乾燥を防ぐことが最も重要である。
❌
残念! 不正解です
親株と同じ形状の苗を安定して作るためには、親株の上部から出る勢いのある枝を挿す。
⭕
残念! 不正解です
挿し床の温度は、25℃より35℃の方が望ましい。
⭕
残念! 不正解です
園芸知識コラム vol.18
首都圏直撃かと心配された台風7号、最盛の状態で列島に接近してきたが、幸いにも右に逸れ、直撃を免れた。近年列島に近づく台風が勢力を落とさず来るようになり、甚大な被害が懸念される。これは列島周辺の海水温が高く、水蒸気の補給が潤沢にあるためで、ますます巨大化する傾向がある。また、今夏の平均気温は、昨年と比べ2℃程度高く、猛暑日が30日以上続く都市も見受けられる。猛暑日算定基準の気温35℃、ほぼ体温に近い温度であり、人間活動に支障をきたすばかりか、動植物の生育にも影響を及ぼす。今一度地球を取り巻く環境について各人が考え、一人ひとりが実行できる対策を講じてほしい。対策が後手に回ると取り返しのつかない状況になることを肝に銘じてほしい。