造園連 青年部【作庭】その七 《脇山造園》

佐賀県から見て有明海側から望む不知火のゆらゆら揺れる光とその向こうに望む阿蘇山をイメージ

不知火の輝きから阿蘇

第38回熊本緑化フェアのイベントで、若手造園技能者競技大会に出場した作庭です。5チーム(2人1組)が同じ材料を使い、技術を競います。
競技に備え、事前に相棒と材料を集めて打ち合わせたり、仮組みの練習中に先輩方や仲間たちから意見をもらったりしました。テーマは「不知火の輝きから阿蘇」。竹で不知火のゆらゆら揺れる光を表現し、その向こうに望む阿蘇山をイメージしています。
アーケードの中で通行人に見られながらの作業になるので、庭に興味がない人たちに庭づくりの面白さを少しでも感じてもらえたのではないかと思います。金賞はとれませんでしたが、来場者人気投票で1位をいただきました。去年からは佐賀県技術技能委員会に入りました。造園の技術や楽しさを伝えていきたいです。

仕上げの下草と花植え作業

 

竹で光を表現

 

脇山康裕氏 プロフィール
大学卒業後に実家に戻り、脇山造園入社。佐賀県造園組合青年部長歴任。
佐賀県技術技能委員、日本造園組合連合会青年部幹事を努める。
脇山造園(佐賀県唐津市)
脇山造園は、主に地域の個人庭の剪定や伐採、植木の販売を行っている。
今後は作庭にも力を入れていこうと考えている。
今回は熊本緑化フェアの若手造園技能者競技大会で披露した作庭を紹介する。
脇山造園
〒847-0074 佐賀県唐津市和多田先石12-34
TEL:0955-74-3392
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