―アジアンハーブを扱う理由について教えてください。
食事が身体を作るという“医食同源”の考え方を伝えたいと考えていました。そのためには、今あるものより海外のものの方が伝わりやすいと考えて、その手段にアジアンハーブを選びました。ミョウガやシソなどの食べると薬効がある“薬味”などに見られる発想が元来日本にはあり、それが薄れていると感じています。タイでは身体づくりという考え方が料理の中にあり日常に取り込まれています。その文化を日本に持っていき、逆輸入で医食同源を伝えたかったんです。 当時の日( 2018年09月号掲載 )