読者の思い出

早いものです。５００号の歴史を重ねてきた本誌にお祝い申し上げます。

振り返ってみますと１９７０年代から園芸業という表現が動き始め新しい風を求めて販売の方法に変化がみられるようになりました。種苗店生花店造園業者とは異なり植物の利用に室内緑化の利用に模索がされるようになり、その将来性を予感する息吹を感じ、そしてその意義の大きさを痛感する流れとなってきたと思いました。

小売及び生産にもその方向を求められ、その時期に輝くように創刊され期待を集め たことに、そして今後への楽しみを感じていました。私ども福花園グループもその縁 に恵まれ飛躍する機会を与えていただき感謝の念に堪えません。特に親睦会の俊馬会 が愛知園芸商へとつながり１９８０年代以降販売の体制も流通もそのスピードについ ていくことを経験させていただきありがたい時代でありました。周りの様子も自信に あふれ50年１００年続くであろうと感じた時代でした。その流れを本誌には教えていただき学ばせていただいたものでありました。

本誌はその中で専門店量販店ホームセンターの情報も含めて映し出された情報は 私どもも含めて現在につながったもので喜ばしい限りです。

これからも花き及び園芸をとうして生活を豊かにして、そして園芸の面白さを広 く示し伝えていただけることを楽しみにしています。