読者の思い出


グリーン情報 創刊500号記念

前田悟氏

前田悟

発刊500号おめでとうございます。

私は、S60年4月1日に新業態JA版の園芸店舗開発の特命を受け、国内における実態調査等をする中で、グリーン情報を知った。

当時、掲載されていた全国の園芸店の写真集は大変参考になりありがたかった。その後、グリーン総研の田住氏と園芸店スキルアップセミナーや関西地区、関東地区2ブロックでの勉強会組織グリーンサミットほか全国園芸店見学ツアー&セミナーなど山川さんの新企画は大変好評であり、業界発展と活性化の原動力となった。また、私にとって参考書「ガーデンセンターのすべて」のマニュアル本は、従業員教育に大変役立った。

山川さんは、エクステリアと園芸のコラボを目指しガーデンを考える会を設立された。私は、途中で伊藤商事伊藤さんから誘われ入会した。私は、会計理事として参画、事務局山川さんの提案で、FAJ長岡氏と総務委員会で運営体制整備や企画など一緒に行なえて楽しかった。

大きな事業として日本最大の園芸トレードショー「ジャパンガーデニングフェア」を山川さんが請け負っていた。新しい企画のテーマとして「ポタジェ」と「伝統園芸ルネサンス」を横浜パシフィコで2回開催は、ガーデニングブームからの転換点となりテーマ展示の責任者として苦労も多かったが良い思い出となっている。それを機会に、江戸の園芸をご指導いただていた小笠原左衛門尉亮軒氏を会長に現代に伝統鉢の復刻等普及を目指し伝統園芸ルネサンス協会を山川さんと一緒に設立した。また、山川さんの音頭で園芸仲間と勉強会「需要創造会議」で屋内緑化推進協議会が誕生となった。八ヶ岳フラワートライアルも、現在も大切な生産者・メーカーの新商品の展示会よして継続されている。

グリーン情報山川さんには、いろんな勉強会・組織をメディアの立場で重要な事務局機能等を担い業界をリードしていただいたことに感謝し、今後ますますの発展を期待する。